
以前、韓国に1ヵ月語学学校へ留学した話しは書きましたが、今日は語学堂に約9か月間留学した話をお伝えしたいと思います。
これから韓国に語学留学されるかたの参考になれば。。。
やはり1ヵ月だけでは語学の習得には程遠く、もう少し韓国で勉強したいなと思い考慮した結果、語学堂に通うことにしました。
語学堂とは。。。
韓国の大学に付属している学校で、基本大学の敷地内にあり大体3か月単位でのカリキュラムになっています。月~火曜の週5で1日4時間の授業時間が一般的です。
どの語学堂に通うかま迷いましたが、語学学校が弘大(ホンデ)にあった学校だったので、地理も大体分かる
に通うことに決めました。

私はエージェントを通して留学手続きなどを行いましたが、今は簡単にネットから入学申請できるようです。
入学申請こちらから
弘益大学語学堂について
目次 ・入学金は? ・学生の国の比率は? ・学習課程は? ・1日の授業のスケジュールは? ・学校の雰囲気は? ・課外授業とは? ・トウミ制度とは? |
入学金は?

入学金
100,000ウォン(※ 2021年春学期より入学金が変更されました。)
授業料
1,650,000ウォン/ 1学期(※2021.2.23現在)
私が通っていた時はもう少し安かったような。。。
近年どの学校も値上がりしているようです。
語学学校に3ヵ月通うよりは、内容も充実していて安いと思います。
なんせしっかり勉強できる体制が整っています。
学習課程は?
初級1・2、中級1・2、高級1・2の6段階で、ある程度韓国語が分かるなら、レベルテストを受け、途中から受講することも可能です。
中級1まで受講すると、本校の正規課程の中間・期末試験をTOPIK資格証(3級以上)の取得に類型化してくれるのは良かったです。
学生の国の比率は?
日本人2割
中国圏6割
その他2割
クラスが上がるにつれて、比率が変わってきますが大体こんな感じです。
私は初級1から受講しましたが、その際は一クラス12人。
日本人女性3人、男性2人で日本人は5人いました。
教室に入った途端、中国語が飛び交っているような感じで、中国から来ている子は富裕層が多かったです。
中国圏の子は、のちのち一緒に遊んだりご飯食べに行ったりするようになって、お金の使い方が派手でしたw
あとの2割はアメリカ系、ヨーロッパ系のかたが多かったです。
年齢層は10台後半~20代が多く、やはり女性のほうが多かったです。
中国から来ている子は5級まで卒業して、そのまま韓国の大学に進学する子も多いみたいです。
なぜかというと、中国の高校を卒業して中国の大学進学が出来なかった子や難しい子が韓国の大学を目指して渡韓するそうです。
大学進学前に、韓国語を身に着けるために語学堂に入学するようです。
実際私の友達も韓国の大学入学を目指している子が何人かいました。
1日の授業のスケジュールは?

1日2コマのカリキュラムで、授業時間は4時間位です。
A 09:00~10:50 語彙と文法の教育 / 書き取りと会話の活動
B 11:00~12:50 聞き取りと会話 / 読み取りと会話
AとBで先生が変わります。
どの語学堂も授業時間はこのような感じのようです。
Aの時間では1科ごとに、文法を2~3つ習いそれぞれどのように使うか実践しながら教えてくれました。
Bの時間は主に、文章の聞き取りと読み取りでした。
進級するためには、中間試験と期末試験を合算した全科目の成績平均が70点以上であると同時に、出席率が80%以上でなければ進級出来ません。

学校の雰囲気は?
学校の雰囲気は、先生と生徒が割とフレンドリーな学校でした。
ついていけない子は午後に特別授業があり、フォローもしっかりしていました。
相談支援講師が常駐して進学指導や出入国業務、韓国生活全般にわたる相談をしてくれるサービスもありました。
日本語が分かる相談支援講師がいるので何かと安心でした。
初級はどうしても同じ国同士で固まりがちですが、級が上がるにつれて韓国語が上達すると、他の国の子と話したり、ご飯を食べに行ったりする機会も多くなりました。
やはり語学が上達したければ、たどたどしい韓国語でも話すことによって上達します。
私は初級のうちから中国圏の子と仲良くなり、その日に習った文法を使って会話をし話す機会を作りました。
課外授業とは?

毎学期2回以上の文化体験プログラムがありました。
初級1の時は、韓国民俗村(한국민속촌)に行きました。
民俗遊び体験、伝統工房の体験、伝統の生活体験、農楽、板飛び、網渡り、伝統結婚式も行われているようなところで韓国の昔ながらの体験ができるところです。
課外授業を通してクラスの子と交流できたり、韓国の文化を学べるのでとてもいい機会でした。

トウミ制度とは?

2008年の春学期から施行された留学生活トウミは、韓国に留学に来た外国人学生がより積極的に韓国での留学生活や韓国文化に適応できるように支援する学生交流の活動制度で、弘益大学の在学生の中で選抜されたボランティア奨学生と交流できる制度です。
私の時はトウミ学生1人に対して、語学堂の学生2人でのペアでしたが、現在は1対1のようです。
この制度はとてもいい制度でした。
実際韓国にいでもなかなか韓国人と触れ合えたり、話す機会って早々ないので、韓国人の学生と交流できるのは良かったです。
5週間の定期的な交流だったんですが、分からない韓国語を教えてもらったり、カフェで韓国文化について聞いたり、マッコリ作りの体験に一緒に参加したりなど、自分たちで内容を考えて行うのでとても有意義なプログラムでした。
最後に。。。

私は学期ごとに更新して、最終的に中級1の3学期を受講しました。
観光ビザで韓国に渡韓していた為、学期が終わる毎に日本に帰国していました。
(*観光ビザは90日滞在可能)
最初から語学留学専門の「D-4ビザ」を取得して、渡韓も可能です。
*語学研修(D-4-1)ビザ 韓国語課程を2学期以上受講知る場合、韓国領事館や大使館で申請が出来ます。発効までに1ヵ月以上かかるので時間に余裕をもって申請してください。

いかがでしたか?
私は韓国の語学学校と語学堂を両方通いましたが、それぞれ良さはあると思ういますが、やはり語学堂での勉強はとても有意義な時間でした。
韓国語を早く確実にマスターしたければ、韓国語に囲まれた環境で習得するのが一番です!
少しでも韓国で韓国語を勉強したいと考えているなら、少しの勇気とお金が必要ですが一歩を踏み出してもいいと思います。
(なんせ私は30台半ばで留学したので。。。)
コロナ禍でなかなか渡韓は難しいですが、収束を願いつつ、韓国留学の参考になれば幸いです。。。
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